川崎水族館のショップにコロナのぬいぐるみキーホルダーが売られていた。
変なものが売られているネットショップとかにはありそうな気もするが、こういう割と一般向けのショップにあるんだと感心してしまい思わず写真を撮ってしまった。
ぬいぐるみにしてしまうくらいまでコロナの脅威がやっとのことで落ち着いてきたということかもしれないが、振り返ってみると全世界的なコロナの流行は空前の「ウイルスブーム」とも言える。コロナウイルスをきっかけに、デング熱やらサル痘やら、我々はウイルス全般に敏感になっている。
世界的な感染症の蔓延は100年おきに訪れるとも言われており、そういう意味では100年に一度の貴重なブームである。
ちなみにコロナウイルス以外のウイルスのぬいぐるみキーホルダーも売られていたが、コロナウイルスだけは一番目につきやすいレジ前の棚にも置かれていた。完全に人気キャラ扱いだ。
100年に一度のウイルスブーム、いま買っておかなければ早々に売り場からは無くなってしまうだろう。たぶん一年は持たない。
でも1,100円もする。先に子どもたちに1,000円以内で好きなものを買ってあげると伝えている手前、親がそれを超える変な商品を買ったのでは示しがつかない。後ろ髪を引かれながらも購入をグッと踏みとどまった。
てか高いな。子どもが買ったもっとサイズが大きくて触り心地も良くて可愛いイチゴミルクウミウシのぬいぐるみだって1,000円しなかったのに。流石に強気すぎるだろう。第7波だかオミクロン株だか知らんが調子に乗ってるんじゃないよ!
……きっとひとりの時に再び見つけたら買ってしまうと思うので、見つける前にこのブームが終わるように早急なコロナ終息を願うばかりである。