仕事で仕入先から魚八景4K・魚八景Jr. | 癒し、新次元 高画質バーチャル水槽という商品を教えてもらった。魚たちが泳ぐ映像が4Kで流れてあたかも本物の水槽が置かれているかのような空間を演出できるのだ。
ハッケイなのに4Kなんかいという突っ込みは置いといたとしても色々気になる商品である。果たして本当に水槽っぽく見えるのか、そこに情緒はあるのか、もう別にテレビをおけばいいんじゃないのか、などなど疑問は尽きない。
コンテンツは全16種で各30分の長さがある。
クラゲはすぐ死ぬらしく、いい映像を撮るのがけっこう大変だったらしい。確かに死に直面するという心理的負担なく水槽を眺められるのはいいかもしれない。でも人だっていつかは死ぬ。死を受け入れていこうな。
あと導入事例の解説が良い。
「生産性の高いコミュニケーションを支援してくれます」「魚八景４Ｋは、できる奴といえます」とかなりのベタ褒め具合だが、商品自体のセンスと同じ方向のセンスを感じるコメントである。ぜひ我が社でも導入いただき、コミュニケーションの生産性を上げる環境を作ってほしい。（魚じゃなくて仕事の話をして早く仕事を終わらせて生産性を上げろよ）
そんな話を聞いたりしていたらあっという間に夜になり、会社の飲み会に参加して、寝不足もあり眠気が限界に達して、今日も昼頃まで寝て、午後は予定があったので日記を書けない運びとなってしまった。
夜はしゃぶ葉に。大学生の時は何かといえばしゃぶしゃぶ温野菜に行っていたが社会人になってからはあまりしゃぶしゃぶ屋に行く機会もなかったので久しぶりのしゃぶしゃぶ屋である。今どきのしゃぶしゃぶ屋はしゃぶしゃぶ以外にも特にスイーツ系が充実していて、わたあめ、ワッフル、かき氷、極めつけはコップに入れてぐるぐるかき回して自分で作るプリンまであった。これが全部自分で作るセルフだから大変で、子どもがいるとなおさら、これらの調達でしゃぶしゃぶがいちいち中断されるのだ。
もちろん子どもたちにとっては自作できるのは楽しい仕掛けだし、楽しんでる姿を見れば心から喜んで一緒に取りに行くわけだが、一方でお店側のできるだけしゃぶしゃぶの手を止めさせて肉の消費を減らそうという魂胆を感じざるを得ない。原価率の低そうなザラメを糸状にして割り箸に巻き付けている間に肉が10枚は食べられる。
と言いつつも、この歳になると100分もあればめちゃくちゃお腹いっぱいになる。そういうアクティビティを挟んでちょうど良い塩梅だ。お店からだから言ったでしょ？と言われているようでちょっと悔しい。三十路の胃袋は途中でザラメを糸状にして割り箸に巻き付けないとキャパを超えてしまうのだ。食べ放題ほど不意に過ぎゆく年月を実感するイベントはない。
