週末にiPhoneケースを変えた。新しいケースを自分のスマホにつけて、それまで自分のスマホにつけていたケースを会社のスマホに付け替えた。会社のスマホにもともとついていたケースはボロボロだったので捨てた。
2、3日経って分かったが、自分のと会社のどちらもiPhoneSEなのでケースを付け替えたことでどっちがどっちだか頻繁に間違える。自分のスマホにモバイルPASMOを入れているのだが、間違えて会社のスマホで改札にタッチしてしまう。しかもタッチして反応しない時にあれ？と思って2秒くらい経ってからケースを付け替えていてそれが今は会社ケータイであることに気付く。瞬時に気が付かないところが怖い。
じゃあケースを逆に付け替えればいいじゃないかという声が聞こえてくるが、そういうことではない。慣れているからとそこに留まり続けるのは甘えだと思う。俺は人には割と寛容だが、自分に対して謎にストイックなところがある。かと思うと時間には割とルーズだったりするので締切直前に焦ることばかりである。
一見矛盾しているようだが、どちらも焦る状況に陥るという共通点がある。俺は焦りたいのかもしれない。 最近『暇と退屈の倫理学』という本を読んだが、慣れ＝習慣とはすなわち考えなくてもよい状態であり、そこに思考は生まれづらい。焦る状態にあると否が応でも意識的に思考しなければいけなくなる。俺は焦ることによって思考を生み出そうとしているのかもしれない。なんだか疲れるな、と思いつつ 『暇と退屈の倫理学』の結論も思考することを楽しむことが退屈との付き合い方だと言っているので、受け入れて生きていきたい。
日比谷公園がリニューアル工事をしているが、完成イメージ図がよくよく見ると変だ。
手前の腕だけインサートしている人の時計の文字盤、2と3だけ明らかに太くておかしい。数字のサイズがバラバラというデザインは全然ありそうだが、だとしたら2と3だけ太いのはバランス悪すぎるだろう。
イケメン風外国人の自転車のカゴをよく見ると無造作に酒の瓶らしきものが投げ込まれておりアル中感が漂っている。家まで持って帰るなら袋に入れるだろうし、公園で飲もうとしているなら飲酒運転で5年以下の懲役または100万円以下の罰金である。謎の状況だ。
そんなことを考えていたらお昼休みが終わり、一日が終わった。
