日和見びより日記

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24/02/19-23 サーティワン、スープストック、餃子屋の偉い人へ

遅れをとりすぎてしまったのでこの1週間の日記はダイジェスト版でお送りします。

2/19

お昼にサイゼリアでミラノ風ドリアを頼んだら皿の形が長方形だった。ミラノ風ドリアといえば丸いお皿のイメージだったのにいつの間に、と思ってXで調べたら少なくとも2018年にはこの皿が観測されていた。

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まじかよ。5年間ミラノ風ドリアを食べていないわけがないのに、絶対その時も皿のかたち変わってる!と思ったはずなのに、初見の新鮮な反応で写真を撮ってしまった。

いつかのブログにウィダーinは今はただのinになったのにいつまでもウィダーinと呼び続けてしまうと書いたが、それを上回るレベルで記憶が更新されていかない。実際皿の変更から5年以上経った今でも、皿のかたち変わってる!とつぶやかれている事実がミラノ風ドリア=丸皿というイメージの強さを物語っているだろう。こうなったら孫の代までミラノ風ドリアの皿が丸かった時の記憶を語り継いでいきたい。いつも「これはサイゼリヤのミラノ風ドリアの皿がまだ丸かった頃の話じゃ…」から話し始めるおじいちゃんになっていきたい。

 

2/20

この日は奥さんの31歳の誕生日。お祝いは週末に用意していることもあり特にこの日は何もせずだったが、奥さんは子どもたちと一緒にサーティワンのアイスクリームを食べにいったようだ。

31歳の誕生日にサーティワンを食べるというのは割と定石なようでサーティワンの公式サイトには31歳の誕生日特典はあるのか?というQ&Aまで用意されている。無情にも特典はない。

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31種全部買ってプレゼントしようかなと思ったりもしたが、1万円近くなってしまうのでやめた。サーティワンに1万円って1万円のディナーに行くよりはるかに躊躇する。富豪がやるタイプ、経費が落ちるならやりたいタイプの楽しみ方だ。

でも31種全てのフレーバーが一口ずつ味わえる特別商品を出したらすごい売れると思う。テイストスプーン(試食)を31種類並べてそれを商品にしちゃえばいいんじゃないか?試食は別に何回までという決まりは無いようだが、現実的にはさすがに全種類の味見はできない。できないからこそそれが商品化されてたら買ってみたくなる人もたくさんいそうな気がする。サーティワンの偉い人、どうですか?あと全然関係ないけどスープストックの偉い方、おちょこサイズで全種類楽しめるセットもよろしくお願いします。

 

2/21

和光市駅に駅開業から現在までの路線図の変遷が掲示されていた。新倉という駅名で1934年に開業し、今年で開業90周年を迎えるようだ。

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この路線図の手作り感がすごくよい。ある程度コピペしながら使っているとは思うが、それぞれの路線図でスペースを最大限使おうという意志と他の路線図との整合を取ろうとする意志とのせめぎ合いが感じられて、手作り路線図の醍醐味を見ている気分になる。個人的な推しポイントは寄居の駅名が時々線路の下側に書かれているところだ。作り手の悩みがよく分かる。変遷を楽しめるようにGIFを置いとくので皆さんも推しポイントを見つけてほしい。

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2/22

奥さんの誕生日プレゼントにいい紅茶を買いたくて昼休みを使ってGINZA SIXへ。売られているものが全部高い。最近銀座にもダイソーやOKマートが進出して収入の上がらない日本を象徴していると揶揄されていたが、やはり銀座はこうあってほしいと思う。そうじゃないとメインストリートを◯◯銀座と名付けた地方都市たちに示しがつかないだろう。周りのエリアとは一線を画すからこその銀座なのだ。

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と言いつつ、紅茶専門店の値段を見たら高すぎた。5パックくらいしか入ってなくて7,000円とかした。庶民はお呼びでないことがよくわかったので早々に撤退して、近くにあるマリアージュフレールという紅茶屋の本店に。

こちらも全然安くはなくて、普段ホテルに泊まった時とかにお持ち帰り用のティーパックを多めに持って帰っている我々からしたら普段使いで手が出る値段ではないのだが、贈り物にはちょうど良い。

店内には茶葉の缶がたくさん並んでいてどんなテイストか書かれているのだが、よく分からないので店員さんにこういう茶葉ありますか?と聞くと缶を開けて茶葉の香りを嗅がせてくれる。その時に手で扇いで匂いを送ってくるのではなく、おしゃれな黒い扇子を使って扇いでくれる。この所作がかなり気品があって銀座の空気を感じられる。でも慣れてなさすぎて、その気品ある所作に気圧されてしまって、頭の中で「ティーバックじゃなくてティーパック…」とずっと考えていたら思わず「ティーバックでお願いします」と口に出してしまった。すぐに言い直してしまったので余計に分かってて間違えている感じが出てしまった。でも実際はティーパックも間違えでティーバッグが正しいので、こっちは正しく言ってますよ!という態度でいればよかったかもしれない。店員は絶対何も気にしていないがこちとら紅茶専門店初心者、勝手に悶々と考えてしまった。全部エロい下着が悪いことにしておこう。

 

2/23

奥さんの誕生日をお祝い。夕飯は奥さんが食べたいものにしようと何が食べたいか聞いたら、すでに材料を買っていたこともあり子どもたちが作った餃子がよいというので餃子作りに励んだ。

餡を皮に包むのは子どもたちの役目だが、まだ小さい子どもたちが親の手を借りずとも包めるやり方として我が家ではUFO餃子なるものを開発した。皮を折り畳まずに2枚使い、間に餡を挟んで周りを水で接着するだけというお手軽さだ。

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でもこれがかなり美味しい。外側の部分がパリパリになるので二つの食感が楽しめるし、見た目も可愛い。上の子はもう普通に餃子を包めるが、あえてこのUFO餃子を作るくらい家族でハマっている。UFO餃子とか円盤餃子で調べると羽根がついて円形になった餃子は出てくるがこのタイプの餃子は出てこない。この餃子の専門店開いたら大ヒットするんじゃないかと家族内で盛り上がっているのでこれを読んでいる餃子屋の偉い人いたら連絡ください。早い者勝ちです。