日和見びより日記

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24/02/15-16 必然の奇跡

月に一度の研修(1年間続くが3月で終わり)で課題本を毎回2冊読まなくてはいけないが、今回は課題とか全く関係のないサピエンス全史を読んでしまったので課題本を読むのがギリギリになってしまった。金曜日の研修に向けて本を読まなければならず、日記を書く暇もなかった。

課題本の一冊がザッポスという靴のEC販売企業の創業者が書いた本だったのだが、この本を読むとビジネスも本当に才能だよなーと思う。小さい頃からお金を稼ぐということに対するモチベーションが異様に高いのだ。エジソンが小さい時から自分でなんでも確かめなくては気が済まない性格だったように、この創業者も稼ぐための仕組みを作らなければ気が済まなかったのだと思う。これはもう才能だ。

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研修後の飲み会で宇宙の話になってそこで聞いた話が面白かった。地球にある水のもとになった水分はその昔高速で回転していた木星から飛んできて、ちょうど地表の温度が下がり始めていた地球に定着したらしい。同じように火星にも飛んできていたが、火星はまだ地表が熱すぎて水が定着しなかったという。そういう意味でも地球は奇跡の星なのだ、と。

これまでも幾度となく地球は奇跡の星だという言説は聞いてきたが、さらなる奇跡エピソードを知ってしまった。地球、奇跡起こりすぎである。

でも別な人が面白いことを言っていて、確かにこの地球とか人間が繁栄したのは奇跡かもしれないが、一方で地球や人間、そして私たちが今ここにいることは必然でもあるように感じるというのだ。存在していなければこうして喋ったり過去や未来に想いを馳せることもできず、奇跡だと思うこともできない。そういう意味で我々が生きていることは奇跡でもあるが必然でもあるんじゃないのか、と。

なるほど、そう言われるとそういう気もしてくる。確かに奇跡は偶然とイコールではない。必然の奇跡だってあり得るのだ。なによりこの奇跡は必然ってかっこいい。俺もそう思って生きることにしよう。