日和見びより日記

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24/01/16 美術を観る視点

いきなりめちゃくちゃ寒くなった。蕎麦つゆをこぼしたのでコートを取り替えてより厚手なものを着たのだけどタイミング的にはちょうどよかった。蕎麦つゆこぼしはこの寒さに備えろよ!という思し召しだったのかもしれない。どうでもいいけど思召と魚沼って似てるな。生き別れの兄弟感ある。

 

仕事帰りに美術館とかアートが好きな会社のメンバーと定期的にやってる会へ。けっこう深い美術の話ができるので楽しいのだが、面白かったのは年末に俺が行ったさいたま国際芸術祭の話で、俺以外は行ってなかったのだがどんな展示だったかを話した時にそれぞれが興味をそそられる点が全然違ったことだ。

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一人はプロデューサーを務める<目>というチームが作られていく過程などチームビルディング的な部分に、もう一人はアーティストの原動力的な部分に、そして俺は世界に視点を与えてくれるアウトプットにと三者三様の捉え方があった。特に現代アートのような、明確な答えが用意されているわけではない作品はその捉え方に幅が出る。もちろん一人で見て完結するのも良しだが、こうやって意見を交換して色々な視点を見つけられるのがアートの良さである。またこの良さも人それぞれなんだろう。でも一番すごいのはその別な視点やよく分からないんだけどなんかすごい気がする作品に共感できる人間の共感力の高さだ。そんな話をして、年明けに買ったサピエンス全史を早く読まなければと思うなどした。