日和見びより日記

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24/01/29 でかいエレベーターは怖い

仕事でよく使っている倉庫に行く用事があった。いつもは複数人で連れ立って車で行くことが多いのだが、今回は急遽の用事だったので単身電車で向かった。そうするともちろん倉庫には歩いて入ることになるんだけど、いつも車で来ているので徒歩での入り方がよくわからない。

倉庫の人に連絡したらいつも通りエレベーターで来てくれというので、いつも使っている車のまま乗れるバカでかいエレベーターに乗った。

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この車用エレベーターは倉庫なのでトラックなどの大型車でも乗り込めるようになっていて、大きさもすごいが上下する時の音もいかつい。ゴゴゴゴとジョジョばりの音を発しながらゆっくりと上下する。扉が開閉する時もビーーーーと日常生活でなってたら確実に何かがアウトになっているとしか思えない警報音が鳴り響く。トラックのまま乗った時のスケール感で全てが作られているので生身の人間だけで乗り込むとスケール感があってなさすぎてドキドキする。

ドキドキするエレベーターといえばディズニーシーのセンターオブジアースだ。地底に向かう演出(実は昇っていると噂されている)としてエレベーターが使われており、暗さと地熱を感じさせる演出に不安を煽られる。ただあれはあくまで演出、途中で止まることはないだろうという安心感がある。

一方、倉庫のエレベーターはなんの担保もない。このボタンを押してよいのか?これは正常な音なのか?そもそもここにいていいのか?不安は次々と押し寄せる。変な操作をして変なところで停止してしまう可能性もゼロではないのだ。しかも空間としてはデカいのでソウやキューブのような密室パニック映画感が増す。急に電気が消えてもう一度電気が付いたら足に鎖が繋がれているなんてこともあるかもしれない。

実際のところはそんな事を考えるまもなく目的地の2階にすぐに到着した。でも多少ビクビクしながらエレベーターから出たら待っていた倉庫の人に「それじゃない笑」と言われた。どうやら別に人が乗る用の普通のエレベーターがあったらしい。やはり身の丈に合わないものは使うべきじゃない。

 

倉庫からの帰り道、警察署にはまだ桐島聡の指名手配ポスターが貼られていた。

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桐島、指名手配やめるってよ。