日和見びより日記

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24/02/01 世界の山ちゃんに入れないという旅情

毎日日記を更新し始めてから1ヶ月、書けない日もちょこちょこあったが、これまでの続かなさを考えるとかなりの進歩だ。三日坊主が住職になったくらいの進歩である。

そう思った矢先、2月に入ってから一度も更新できていないという事態に陥っている。土日も出張で身動きが取れなかった。でも書くことはあるので遅ればせながら更新していきたい。これくらいのゆるさ加減で引き続きやっていこうと思います。

 

2/1は日帰りで名古屋へ出張。でも普段も会社からクライアントのところまで片道1時間かかるので移動時間だけ考えるとそれにちょっと毛が生えたくらいで、全然出張感がない。

それでもいつも違う景色が見られるのは楽しい。久屋大通駅のホームにツボが飾ってあってなんだこれ!と思うが他に目を留めている人はおらず、あぁこの街の日常に外部からお邪魔しているんだな、という気分が否が応でも高まる。これが旅情というものである。
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ちなみにこのツボは駅を作る時に出土した粘土で陶芸家が作り市に寄贈されたものらしい。「この土地ひとツボ◯◯円でどうですか?」「よし、決めた!」って言ったら土地じゃなくてこの壺を渡されるという一休さん的な問答がどこかであったかもしれない。

 

観光する時間もなく帰ってきたがお昼だけはせめてご当地っぽいものを、というわけでとん八という味噌カツ屋に。

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看板ではこれから食べられることを知らないのか満面の笑顔のブタたちの後ろから大将が肩に手を回している。冷静に考えるとかなりホラーなイラストだが、飲食店の看板に書かれた食べられる運命の生き物たちは往々にして笑顔なことが多く、運命を受け入れているようなので、そっとしておいてあげよう。

かなり人気店のようで少し待ったがかなり空いている方らしい。確かに僕らの後からもひっきりなしにお客さんが来る。
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そんな人気店の味噌カツはすごく濃厚そうな味噌ダレがたっぷりかかっており、濃厚なんだけどあっさりしていてペロリと食べられてしまった。並ぶのも納得の旨さだ。

 

夜は上司に世界の山ちゃんへ誘われて2軒回るもどちらもいっぱい。風来坊もダメで、なりふり構わずとりあえず空いていた福岡グルメの居酒屋に。金曜でもないのにすごい混み具合だ。地元の人だけが知っている手羽先感謝の日だったのかもしれない。だとしたら入れないということがむしろ旅情である。だからそういう日が本当にあったと思うことにしよう。